ヴィーナスフォートの夕暮れ
わたしから手をつないでみた
恋人達のだれもが
楽しそうに行きかう
あなたの瞳に映るのは
はしゃいでいるわたしだけ
だけどフイに遠い目で
何を思いだしてるの?
色を変えてゆく
この空はどこにつづいてる
肩を抱き寄せた
あなたに小さく笑った
ぬくもりの中で
青い空見上げていたけど
胸の深い場所
冷たい風が吹き抜けた
凍えそうな明日さえ
手探りで進んでゆくなら
いつかあたたかい陽射し
ふたりには注ぐかな...
なぜ時計を気にするの
なぜ寂しい顔するの
あなたのこと知りたいよ
どんなに小さなことも
色を変えてゆく
この恋はどこに向かってる
こんなに近くて
みえないの愛のゆくえが
駅に向かう道
途切れてくふたりの会話も
ため息に白く
あの雪の日がよみがえる
真っ白な雪がキレイで
この出逢い願ってた
運命と思えたよ
それは間違いだったの...?
色を変えてゆく
その空はどこにつづいてる
わたしの知らない
あなたの手を振りほどいた
色を変えてゆく
この恋はどこに向かってる
こんなに近くて
みえないの愛のゆくえが