赤子の様に泣き叫ぶ
一月生まれの僕
外は冷たすぎる
ムートンジャケを纏う
空に光るあれをまだ追ってる
ここが道なのかもわからず
荒野を駆け回る
かつて弓が飛び交うように
未来過去現在入り混じる
あなた私僕 春夏秋冬 見失う
枯れた枝を掴む血が流れる
地が雨のように飲み干す
風が声を攫う
砂嵐が流れた
ブラウン缶みたく色が消える
外は冷たすぎる一月生まれの僕
アスファルトの上目が覚める
ここはザリガニも歩く
共に釣りした思い出が懐かしく糸が絡まる
缶チューハイ握りしめる
喉に思い出と共に染み渡る
一月生まれの僕
赤子の様に泣き叫ぶ
一月生まれの僕
外は冷たすぎる
ムートンジャケを纏う