何も聞かないで
言わないで
あなたは僕を貫いてしまう
汚い足で
くすんだその目で
意味のない言葉を並べては笑う
錆びついた瞳の君に
一人きり 隠していたものを
崩されて壊されて
足元の枯葉に火を放つ
これ以上 これ以上
何を言ったって
失って
色のない温度を石にしてしまう
有刺鉄線には電流を
扉のチェーンもしっかりかけたよ
笑っている君の考えてることが
わからないよ
くだらないよ
憎しみに震える足で
朽ち果てて横たわる枯れ木に
バラバラにして隠した
傾く夕日からただ逃げた
さよなら さよなら