遠く 遠く
聞こえる
海の声
どんなに離れても
消えることのなく
連れて行くよ
キミの声だよ
突き刺さった瞳
瞼の裏に
言えなかった言葉が
タバコにゆらぐ
その思いが
僕を走らせてる
忘れることのない痛み
ああ
近くもなく
遠くもない
傷は浅くはない
でも 大切だ
バカみたいだ
バカでもいいさ
ああ
遠く 遠く
聞こえる
海の声
ひとときのしじまに
安堵のときがくる
目をあければ
また朝がきた
えぐるようなさよなら
脳裏によぎる
忘れて忘れあって
ひとはいきていく
それはそうだろ
でもどうしても
忘れることのない痛み