足もとを照らした
街灯を見上げる
鮮やかなビジョンに
誰が言ったか分からない
文字が流れて消える
後悔のないルートなんてないなら
交わった意味を 積み上げた過去を
どうして繋いでいるの?
海沿いを走る 無数のライトたち
急かされてる気がして 駆け出した
この世界のどこかにある
存在価値の欠片を合わせて
僕らでひとつの夢にしよう
どんな遠い場所にあったって
霞んで消えそうになったって
きっと 見つけるよ
潮風の匂いを
肺に吸い込んだ
欲しがりの身体に
何を求めるのか訊いても
返事なんてないよね
本当の自由を探す旅路
籠の中から 振り絞った勇気
抜け出したはずなのに
目の前にあった 同じような道
折れそうになる心 吹き消して
この手に伝う温度を
少しだけでも重ね合えたら
全ては無理でも背負わせて
嗤う奴らは放っといて
掴んだ感覚と瞬間を
ずっと 離さない
いくつの夜を 過ごして来ただろう
最初ほど怖くないよ
隣を見れば 迷う人ばかり
遅れてる訳じゃない ここからさ
この世界のどこかにある
存在価値の欠片を合わせて
僕らでひとつの夢にしよう
どんな遠い場所にあったって
霞んで消えそうになったって
きっと 届けるよ どこまでも