欺いた淘汰を生き延びる
海の底からきみの前触れは
メンデレーエフの波止場に確率の波の音に
ゆらぐ姿で01と踊る
またいつかすべてを包み込む空の波動をラテに味わえば
アマルガムの甘みに貴ガスのこの深みに
懐かしむ様な暖かさに眠る
まだいてくれるのだろうか
やむことのない足音に基底の姿さえ
語りかけて思わせて畏敬の声で
無稽のまま続く国を
逸脱の園 壊変の仮面捨てて
何度でも生き直せよと「今」は未来の外
パラレルに遊ぶ海流の振幅から
意図なくして群れ成すままきみを形作る日が
何度でも迎え生かしめよ矛盾の火
Virtualに揺らめくまま今は理解の外
観測に遊ぶかくれんぼ (もういいかい) まーだだよ
仮説と寓話の姿が今私と共に思う前にある
凍り付く合図は打ち寄せて文字と並んできみを物語る
マトリックスのたき火に時の森のカオスに
臨む深さをつかめぬまま映す
謎が未来を醸し出す今日に生まれて過去へ飛び立とう
反粒子の茶番に反アリスの茶会に
出会い頭で 諦めの地消えた
まだいてくれるのだろうと
見えざる価値に誇らしく迷わない姿には
祝う影が寄り添ってどこにもあると
無名のままきみと行こう
古傷の羽根で羽ばたけよ無形の地兆しもなく表れては千の波の間にも
パラレルに変わる古の整合から脈絡なく花咲くもの
きみは今ここにてあれ(ぼくはある)
何度でも歌い思い出せ無謀の知
振り子揺れる経路和よりも、きみとここにいるよ
観測に遊ぶかくれんぼ(まーだだよ) もういいかい
記号と数字の海には今や二つの日が誇るままにある
皮肉に沈む明晰の地上から
何度でも立ち返れよと今は無量の中
ロジカルに暮れる途方のない信号から
縁なくして死にゆくものきみは断絶を光れ
何度でも迷い生き返れいつまでも
古き森を潤すもの雨は海の味で
観測に遊ぶかくれんぼ みーつけた
意図読み解く物語は 今は海の底で
輝くまま流れるまま
救われてあれ
逸脱の園 壊変の仮面捨てて
何度でも生き直せよと今は未来の外
パラレルに遊ぶ潮流の振幅から
意図なくして群れ成すままきみを形作る日が
何度でも迎え生かしめよ矛盾の火
Virtualに揺らめくまま今は理解の外
観測に遊ぶかくれんぼ(もういいかい) もういいよ
仮説と寓話の姿で今はきみと共に思う前にある