風が導く道を一人進む
決して戻らず、ただ前だけを見て
海と山の静かな声が囁く
それが答えだと信じてきた
遠く響く鼓動の音が
過去と未来を繋ぎ始める
揺れる愛を抱きしめながら
この瞬間だけを見つめて
迷いと痛みが形を変えて
心の奥に光を宿した
記憶のかけらが地図になる
まだ終わらない旅が続く
次の季節が訪れる前に
全ての声を胸に刻む
進む道が見えなくなっても
愛がそこにあると信じて
遠く響く鼓動の音が
地平線の向こうで広がり続ける
揺れる愛を抱きしめながら
新しい夜明けを迎える