ここまでと笑われて
言われちまった
ここまでなんだ、それだけ
ここまでって言われちまった
冗談みたいな冷たい声
ここまで 届かない
言われちまった、それだけさ
ここまでなんだ、仕方ない
ここまでって言われちまった
言われちまった
言われちまった、それだけさ
ここまでだと、呟いた
言われちまった、俺の中で
ここまでと笑われて
その足音が消えたあと
その先へ、行けるのか?
ひび割れた心のままで
その先へ、光はあるか?
冷たい風が問いかける
その先へ、答えもなく
ただ足跡を残すだけ
もしもあの時、違う道を
選べたなら何が変わった?
ここまでが全てだと
笑う声がまだ聞こえる
その先へ、夜を越えて
新しい朝が待つのなら
その先へ、歩き出そう
言われちまった、それでもいい