遠い国の風が香る部屋で
甘く揺れる記憶の影
果実と花が溶け合うように
君のオモカゲがまだ残る
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
風の中で君が囁く
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
香りだけが僕を包む
紅い茶葉が静かに踊る
触れられない温もりの跡
遠い国の市場で見つけた声
マルコポーロ、君と出会った場所
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
甘い記憶が消えないまま
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
この胸に君が生きている
どんなに遠く離れても
君の香りは消えないまま
目を閉じて名前を呼ぶたび
胸の奥でまた君が揺れる
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
紅い果実が踊る夜に
マルコポーロ、マルコポーロ、マルコポーロ
マルコポーロ