静かなバーでグラスを傾ける
山崎の香りが心に染み渡る
灰皿にはピスタチオの殻が残る
やめたはずのタバコのように儚く
サイドミラー越しに振り返る
無鉄砲だったあの日々を
歩んだ道に感謝しながら
それでも未来へと進んでいく
ほろ苦い味が記憶を巡らせる
煙のように漂う過ぎた日々
友達の笑い声、落ちこぼれた記憶
静かな夜に全てが溶け込む
サイドミラー越しに振り返る
無鉄砲だったあの日々を
歩んだ道に感謝しながら
それでも未来へと進んでいく
一口ごとに語られる物語
影が持つ名は忘れられない
振り返ることは立ち止まることじゃない
ただ少し心をととのええるだけ
静かなバーでグラスが空になる
ピスタチオの殻が淡い記憶になる
少年の日々と道、 山崎に感謝し
果てしない夜に一歩を踏み出していく
果てしない夜に一歩を踏み出していく