黒いダウンコートを引っ張り出しては
乾かない靴下履いたら雪の上
頼りない街灯に昨日の記憶を辿りながら
どこかで落とした手袋 片方探しながら
相も変わらず戸締りもせず
家に帰れば 暖を取って 暖を取って
灯油の匂い 涙こぼせば
あいも変わらず 暖を取って 暖を取って
溜め息なんて聞こえないように膝並べたあの夜
長い沈黙を破るように君は微笑むだけ
何年経った? 何年待った?
もう二度と会えないの分かってても
相も変わらず戸締りもせず
家に帰れば 暖を取って 暖を取って
灯油の匂い 涙こぼせば
あいも変わらず 暖を取って 暖を取って
君がいない世界には慣れはしない
馴染めやしないから
君が残した優しさに何度も振り返ったり
乾いた涙が頬を伝って
冬の空に澄んだ瞳
いつまでも君を重ねる僕を笑って yeah