目を閉じても瞼の裏に映るのは刹那
モノクロームの揺らめき
さえも今なら愛おしく思えるのでしょう
色褪せた日々に貴方の影
想いだすのは
あの日の風景
記憶の片隅に
焼き付き離れない
寒空ざわめく夜空に
目を閉じれば瞼の裏に移り行く世界
モノクロームの揺らめき
さえも今では美しく思えるのでしょう
悴んだ指先でなぞる
最後の言葉
伝えられず
消えない記憶と
燃やしたアルバム
震えた声で呼びかける
目を閉じても瞼の裏に映るのは刹那
モノクロームの揺らめき
さえも今なら愛おしく思えるのでしょう
色褪せた日々に貴方の影
側に感じる貴方と過ごした温もり
失われた日々に堕ちて
今更気づいた心を埋めるのは貴方
この命果てて朽ちようと
貴方の笑顔が凍りつく心を溶かす
モノクロームの景色に
光が差し込む朝にひとひらの調
胸に歩み行く会える日まで