誰かの投げた石で
途中で仲間が死んだっけな
いなくなった君の事
いつか忘れてしまうんだろう
君と残した足跡だって 今じゃもう
寄せては返す波に
さらわれてしまったよ
ねえ あとどれだけ
歩けばいいんだろう
バイバイ
僕らの懐かしき日々は
時に流され砂と消えゆく
たとえそれでも 歩き続けて行く事
きっとそれだけが
手向けなんだろう
大抵の友達は
幸せを見つけ始めている
繰り返す日常に
退屈を丸めこんでさ
憂鬱なんだ 周りを見回してみると
君とあの日描いた
モノクロの地図は
ねえ 確かにまだ この胸に在るから
バイバイ
僕らの懐かしき日々よ
帰らぬ過去へ弔いの花束を
君と交わした約束を抱いて
地平線まで もう少しだけ
もう一度だけ
また歩き出して行く