夜の街角に佇む孤獨な影
煙る路地裏、無言の步み
罪の記憶が胸を締め付ける
霧の中に消える足跡
見えない鎖が引き寄せる...
逃れられぬ運命が揺らめく
境界線を越えて進む道
錆びついた夢が絡みつく
探す答へは闇に消え
叫び聲が夜空に響く
反射する窓に映る無數の顏
言葉無く響く無音の聲
歪んだ街並みを步む足音
消えゆく境界線の先へ
觸れられぬ幻想が...
夢の中で形を變へて
境界線を越えて進む道
錆びついた夢が絡みつく
探す答へは闇に消え
叫び聲が夜空に響く
消えゆく街の燈りの下で
誰も氣付かぬ儘消える影
振り返ればそこに殘る
孤獨な足跡が一つ
消えた筈の聲が響き渡る
揺れる影が夢を描く
一つになれると信じても
全てが指の間をすり抜ける
闇の中で...夢を見た