今日が靜かに幕を閉ぢる
街の燈りが一つずつ消えて
窓越しに見える夜空の星たち
今日の囁きが影に溶けて行く
ゆつくり流れる時計の音
安らぎの風が此處に屆く
優しい夜が包み込む
疲れた心に燈りを點す
夢の入口で耳を澄ませ
靜かな時が流れて行く
一人きりの部屋に響く
カーテンの隙間から漏れる月明かり
誰も見てゐない街角の風景が
そつと紡いだ安らぎの繪
微かな光が指先に屆く
靜寂が心をそつと抱きしめる
優しい夜が包み込む
疲れた心に燈りを點す
夢の入口で耳を澄ませ
靜かな時が流れて行く
夜風に揺れる木々の囁き
遠い星が眠る街を照らす
耳元に聞こえる優しい鼓動が
明日を生きるための道を照らす
優しい夜が包み込む
疲れた心に燈りを點す
夢の入口で耳を澄ませ
靜かな時が流れて行く
靜かに眠りが訪れる