しんきろう揺れる
街が朱に染まる
遠くで声がする
深く息を吸って
迷いも吐き出して
足取りを確かめた
強張った肩に落とした涙も
灯火へ続いてる
憧れは眩しくて 近づくほどすり抜けて
それでもいま ここに立っているんだろう
小さな星のかけらを 集めては夢にみるよ
この夏は 誰にも譲れない
ずっと 遠くまできたんだ
いつの間にかじゃない 選び取ったこの道
血が滲むほどに 強く握りしめた
この掌で なにを掴もうか?
駆け巡る思いがいま
重なって光になる
瞬きさえ奪うほどに
それがすべてで構わない
憧れは眩しくて この目にまだ焼きついて
走り出したら 誰にも譲れない
消えない星の灯りを あなたの胸に託して
燃える紅に 懸けてみてもいいだろう?