後悔を写した顔が
意味深に辺りの 景色を曇らせ
当然のセリフを吐いて
背を向たままこぼれる
君をみていた
乾いて枯れた瞳が
嘲笑うかのように
僕に答える
血色の悪い日常に
香る コーヒーの 苦さも
嫌味に思えた
いつまで 探してるの?
あの 言葉 変わりきった表情の理由(わけ)を
間違えた記憶から
そうやって世界から朦朧と消えていく様に
目を閉じる
ねぇ明かりが消えて泣いた
もう君は明日に来ないから
正解をねじまげた
不正解の未来さえ信じて
ねぇ もう一度 もう一度
透明なあなたの声が
一瞬の戸惑いをもって
少しづつ黒く濁っていく
あぁ至って平然の様で
何度もそれに縋っては悔いた
本当は分かっていたんだ
壊れたあとに何を願っても叶いやしないさ
独り俯いて
ねぇ
始まりの世界とその未来を
いったい僕はどこで落としただろう
目が覚めた時にはもどっていてよ
昨日のストーリーへと
ねぇ もう一度 もう一度
終わらない命に永遠の愛を
かけた生活は さぞかし美味しいだろ
そうやって世界を恨んだ思いに溺れていく
日々に乾杯を
ねぇ愛に似たあの気持ちは
今日も変わらずにここにある
いつかは朽ちていく
僕の身体を無視して笑っている
崩れ落ちた この思いも 未来も
本当はどうでも良かった
君のあの言葉の意味がもう分かるから
だからさ 今度こそは
本当の愛を教えて
また 隣にいて
そう 何回も 夢の中
君を待った