しずけさがただよう、やみのなかで
こころのこえがささやきかける
ふかいこきょうのねむりのなか
とおくでひびく、せいりつしたねがい
かがみのなかのじぶんをみつめ
ほほえむすがたにふかいひびがある
だれもみえない、だれもきこえない
このむねのなかでさけぶ、くらやみのこえ
やさしいこえでささやくのは
あのひとのいのちをうばいたいというこい
こころのふかいところでざわめく
とめられないこのおもい、ふかいかなしみ
しずかなやみ、こころをつつむ
ちがながれる、いたみがふかく
やさしいほほえみ、きずつけるゆめ
かのじょのなかにひそむ、あくむのかけら
とおくでわらうこえがきこえる
そのおとがくるしみをまし
こころのなかのあくむをさます
とめられない、さっきゅうなむねのおもい
かみのけにふれる、そっとなでる
ささやかなよるのなかでかんがえる
けど、このままではいけないと
きおくにきざむ、つみとばつのえいえん
しずかなやみ、こころをつつむ
ちがながれる、いたみがふかく
やさしいほほえみ、きずつけるゆめ
かのじょのなかにひそむ、あくむのかけら
ゆめのなかでおりなすせかい
きょむのなかでさまようこころ
やすらぎをもとめてすすむけれど
たどりつくのは、あかいさだめのばしょ
しずかなやみ、こころをつつむ
ちがながれる、いたみがふかく
やさしいほほえみ、きずつけるゆめ
かのじょのなかにひそむ、あくむのかけら
しずかなよる、やみがふかまる
あかいちが、このてをそめて
やさしいほほえみが、やみのなかできえる
せかいがやみにつつまれ、よるがあける