あの子から隠れて
彼のそばへ寄り添った
そのくせに
友達はやめたくないから
平気で嘘をつく
ひとりになると
渦巻くココロの奥
違うの...私は...
こんな人間じゃないの...
大嫌いで大好き
卑怯な私が
呆れるくらいに
どうして同じひとを
好きになったのかな
どちらかひとつ
選ぶなんて出来ない!
出来ないよ...
いつしかあの子には
負けたくない
そう思うようになっていた
だけどこの気持ちは
押し殺して嘘をつく
葛藤のなかで
必死にもがきながら
だめだよ...私は...
こんなことしたくないの...
大嫌いで大好き
狡猾な私が
悲しいくらいに
もう隠しきれないよ
"助けてください"
声にできずに
体を巡りココロは痛んだ
嫌われたくない
好かれていたい
私はずるいよね
自分を守ってばかりだ
大好きな彼のこと
大好きなあの子に
言えないままで
どうして同じひとを
好きになったのかな
どちらかひとつ
選ぶなんて出来ない!
出来ないよ...