灯火管制の夜 君につられて見るただの星空の
くだらない雨を避けて ここまで歩いて来たね
灯火管制の夜 しがらみとか嘘とかその類とか
お互い様だからね 光よ逃げないでいて
確かな足場が崩れ去りそうなことに 慣れてはいけないよ
どこかの誰かはそこにも理由を見つけて 汗をかく二人は
灯火管制の夜 甘い眠りがくる警報の後で
見つけられてしまうかな 誰かの好奇心とか
置き去りにしたい夜 迎えにゆく
駅の音が騒いでる
ささやくよくできた台詞
光よ逃げないでいて
明日が来ないとか 歳をとっても言わないで 楽しみにしたいから
窓際遮るカーテンの向こう側の 朝を待つ
灯火管制の夜に 溢れる話がしたいよ
いつもなら君の機嫌次第の ペースも合わせてかわすよ
外からの光など別になくても なくても
なくても なくても