最初から独りで きっと最後まで独りで
不安定な群像は稀に同じ舞台(ばしょ)に集って
それは環境 または幻想 駆ける焦燥
掻き鳴らすのは誰そ彼
君はこちらへ行くんだね
僕と逆だね 手を振った
いつかまたどこかで会ったら
あの日のこと 唄おうか なんて
囚われなくたっていいよ
最初から自由さ
輪に入って抜けて
くるくるくるくる回るだけさ
消えろ残響 鳴らせ現状 叫べ情動
灰色の空の果てに
「ありがとう」 For what?
なんて言わないで受け取ってくれ
背を向けても分かるだろ
この振動が生まれた意味を
もう一度だけ手を振った
明けない夜を夢見ながら
生きてるだけでいいから
それだけでいいよ全部全部
君はこちらへ行くんだね
僕とは逆だね 手を振った
いつかまたどこかで会ったら
あの日のこと 唄おうか なんて