傍に居てほしかった
一緒に笑っていたかった
身勝手な心の声は 呪いだろうか
おやすみって告げること
バイバイをちゃんと言えること
こんなに難しいものって
知らなかった
好きだ 嫌いだ どっちでもない
「愛してる」を 君に捧ぐ唄だ
僕を許せなくていい それでも今は
聴いてほしい 覚えていてほしい
幸せになれ 手を繋げる大人になれ
噎び泣きながら 生まれてきたんだ
生きてきたんだ
せめて もう 泣くな
その手を握った日
主のない写真立て
息を奪う痛みを 希望と呼ぶんだ
姿を違えても
君を見つけたんだ
同じ後悔 たった一つを手掛かりにして
目を開けて 顔を上げて 思い出すんだ
君はひとりじゃない ひとりじゃない
朝が来る
悲しい歌を終わらせよう
僕の愛しいひと
おやすみも バイバイも
言えないまま終わる
悪夢というなら
僕を許せなくていい それでも今は
聴いてほしい 覚えていてほしい
その声で唄え 僕の続きを
誰も救えなくていい 今はそれでも
無様でいい 君はひとりじゃない
幸せになれ 手を繋げる大人になれ
噎び泣きながら 生まれてきたんだ
生きてきたんだ
だから もう 泣くな
君を愛している