朝が連れてくるのは
昨日をなぞり書いたような退屈な今日
はりぼての空に手を伸ばし
無意識についたため息
この人生が映画だとすりゃ
ここは飛ばされる chapter 1
皆と比べれば
俺の悩みなんてさ まだちっぽけってか?
天井に張り付いた太陽に笑われて
悔しくて もどかしくて
それでもね
過去にすがりついて
今にしがみついて
明日に期待をして
踏ん張って歩いてゆけ
ボロクソに負けて
涙が枯れても
苦しくて 寂しくて
無力さにやられても
完璧なラストシーンを
際立たせるのは
絶望と退屈で
その為に今日を生きるのさ
夜になれば ノックもせず部屋の中に
枕元に立つ 明日の不安
気遣ってくれる人が多けりゃ多いほど
逃げ場がなくなっていく
もしも今から 俺が覚悟決めてさ
人生を終えてしまえば
明日の分の責任はどっかいくよなぁ
なんてね そんな勇気 今はなくて
不満気に見下ろした月に急かされて
逃げたくて 情けなくて
それでもね
過去にすがりついて
今にしがみついて
明日に期待をして
この人生を演じ切れ
ボロクソに負けて
涙が枯れても
苦しくて 寂しくて
無力さにやられても
完璧なラストシーンを
輝かせるのは
絶望と退屈で
その為に今日も生きるのさ
今日も生きるのさ
今日も生きるのさ