受け容れ難い悲劇に迷ってしまった
消えぬ温度 瞳の奥で青く揺れてる
咽せるような穢れがケロイドを残して
今も何処かで 帰れないあの日を悼んでる
命張って 血反吐を吐いて
ただ美しく生きたいだけ
なのに如何して 足を掬うなって
聞こえないの?
裏返る愛憎 絡まるフィクション
つまらぬ概念にバイバイバイ
有象無象共の堂々たること
もうその様はお見事
掻っ裂いて引き摺って暴いてよ
一切の劣等を擲って
誰かを呪う感情さえも
供物のように取り込んで
人間様の振りが巧いだけ
怪物ならざるモノ探してる
それはまるで一等星の
青い煌めきのような
さあ まだまだ信仰が足りない
甚だ馬鹿馬鹿しい運命など
退がらない 行進を鳴らせ
孤独達のパレードを今始めよう
この世の万物は己が思う程
これと言って 醜いも尊いも大差無い
生まれ落ちては消えて 絶やさぬ様にと
空の何処かで 誰か様が淘汰してんだろう
崇めたって 跪いたって
祈りなど荼毘に付して
だから如何した とイワンばかりの鹿十
お優しいね
色の無い遭逢 硝子の瞳孔
砕けてぶっ壊れようとも
「なんてご冗談を」とか爆笑して
嘔吐いちゃって吐き出して指立って
焼き付いて沸き立って震えてる
何時かの烈火 未だ燻って
この身に残る悔恨さえも
燃やして尽くす報復を
あくまでも永遠など無いから
灰燼と化すまでは終わりは無い
それならばいっそ高尚な
火遊びでもしていようか
もう がたがた御託は要らない
からから空っぽな痛論だこと
止まない 投石を焦がせ
孤独達のパレードはまだこれからさ
愛は無い 愛は無い そこには愛は無い
何も無い 何も無い 真実など何も無いよ
ただ 一つだけ 一つだけ
この世に一人だけ 一人だけ
狂信的な迄に疑って
圧倒的な迄にクソ生き抜いていけ
掻っ裂いて引き摺って暴いてよ
一切の劣等を擲って
誰かを呪う感情さえも
供物のように取り込んで
人間様の振りが巧いだけ
怪物ならざるモノ探してる
それはまるで一等星の
青い煌めきのような
さあ まだまだ信仰が足りない
甚だ馬鹿馬鹿しい運命など
退がらない 行進を鳴らせ
孤独達のパレードを今始めよう