冴えない日々は寒さに晒されて敵わないのに
どこに逃げるか分からない
留まる理由なんかない
憂鬱な枕元に 面影や匂いさえない
沈み込む身体とフィール
感じたくて一人きりのベッド
何をしたくて 今更眠るの
誰かの目を避けて 踊る妄想の向こう
君に渡されたフレーズも
次の日じゃただのガラクタで
多少現実を恐れてる
困り顔のままでステップ
古いフィルムが降らしたみたいな雨を避けて
苦くて長い夢から覚まして 君に会おう 君に会おう
絶え間ないトライの果てに
誰もが向かう場所には
答えらしきものなど無い
逃げ込むようにただ一人きりのベッド
ふやける指や こわばる身体を
許すようなあのナンバー 踊る妄想の向こう
君に渡されたフレーズで
呆れる程に腰が砕け
甘い目眩を求めてる
街にはエコーチェンバーブルース
古いフィルムが降らしたみたいな雨に濡れて
乾いた喉をそれで潤して 次の歌を 次の歌を